koruritsumugi’s diary

五十路の日々をぽつぽつ綴ろうと思います。

塩野七生さんの『海戦三部作』

おはようございます。koruriです。

 

先日書いた『みんなのお題』の『人生で一度でいいから行ってみたい国』はマルタ共和国

そのときに塩野七生さんの本にも触れたので、書き留めておく。

 

以前、塩野七生さんの『ロードス島攻防記』を読み、聖ヨハネ騎士団オスマン・トルコとの闘いの後に身をよせたマルタ島、そしてマルタ騎士団と名を変えて活動をつづけたこと、現在もマルタ共和国として存在して、当時建てられた城壁も残っている、という描写を読み、「…行ってみたい!」と思った。

 

その前に塩野さんの本との出会いは。

宝塚歌劇団で活躍された大浦みずきさん(なーちゃん)の退団公演の演目は塩野さんの『聖マルコ殺人事件』を基にした『ヴェネチアの紋章』。そのときに塩野さんの名前、イタリア在住でいろいろな本を書かれていることを知った。その後お芝居を見て(正確に言うとNHK BS2 で見て)、興味が湧いて、塩野さんの本を何冊か読んだ。

 

「お芝居の原作」がきっかけであれば、最初は『聖マルコ殺人事件』を読んだと思う。何故かそのとき図書館に在架なく(貸出中だったか)、最初に読んだのは『ロードス島攻防記』。(『コンスタンティノープル〜』もそのとき在架なし(多分貸出中)だった。)

そんな理由もあってか、塩野七生さんの『海戦三部作』のうち、『コンスタンティノープルの陥落』はそんなに印象にないが、この『ロードス島攻防記』と『レパントの海戦』は好き。史実とフィクションを上手く混ぜて書かれているのを読み、わくわくしたのと少しどきどきしたのを覚えている。

他に『ルネサンスの女たち』(これは大学の後輩に貸したまま。ストーリーは個人的には「うーん」だった。)、上記三部作、『聖マルコ殺人事件』、『海の都の物語』、『男たちへ(前略、ってついてたと思ったが、今Amazon見たら前略はなかった)』、『再び 男たちへ 』『チェーザレ・ボルジア あるいは優雅なる冷酷』……書き出してみると、結構読んだんだなぁ。Amazonで著作をざっと見て、「あ、これ読んだよ」と思ったものの、内容を覚えていないものも(随筆が多かった)。塩野さんの書くイタリアの物語が好きなんだとよく分かった。ちなみに今手元にあるのは『海戦三部作』と『聖マルコ殺人事件』。最初の頃に読んだ本。

 

あと4年で断捨離予定なので、これらの本もどこかに旅立つと思う。思い出したら、ページをめくろう。

それとまた図書館に行ったときに、塩野さんの本を何か借りてみようかな。

 

それでは、またね。

今日は冷えるので、皆様体を冷やさぬように気をつけてください。

 

koruri