おはようございます。koruriです。
先日書いた『みんなのお題』の『人生で一度でいいから行ってみたい国』はマルタ共和国。
そのときに塩野七生さんの本にも触れたので、書き留めておく。
以前、塩野七生さんの『ロードス島攻防記』を読み、聖ヨハネ騎士団がオスマン・トルコとの闘いの後に身をよせたマルタ島、そしてマルタ騎士団と名を変えて活動をつづけたこと、現在もマルタ共和国として存在して、当時建てられた城壁も残っている、という描写を読み、「…行ってみたい!」と思った。
その前に塩野さんの本との出会いは。
宝塚歌劇団で活躍された大浦みずきさん(なーちゃん)の退団公演の演目は塩野さんの『聖マルコ殺人事件』を基にした『ヴェネチアの紋章』。そのときに塩野さんの名前、イタリア在住でいろいろな本を書かれていることを知った。その後お芝居を見て(正確に言うとNHK BS2 で見て)、興味が湧いて、塩野さんの本を何冊か読んだ。
「お芝居の原作」がきっかけであれば、最初は『聖マルコ殺人事件』を読んだと思う。何故かそのとき図書館に在架なく(貸出中だったか)、最初に読んだのは『ロードス島攻防記』。(『コンスタンティノープル〜』もそのとき在架なし(多分貸出中)だった。)
そんな理由もあってか、塩野七生さんの『海戦三部作』のうち、『コンスタンティノープルの陥落』はそんなに印象にないが、この『ロードス島攻防記』と『レパントの海戦』は好き。史実とフィクションを上手く混ぜて書かれているのを読み、わくわくしたのと少しどきどきしたのを覚えている。
他に『ルネサンスの女たち』(これは大学の後輩に貸したまま。ストーリーは個人的には「うーん」だった。)、上記三部作、『聖マルコ殺人事件』、『海の都の物語』、『男たちへ(前略、ってついてたと思ったが、今Amazon見たら前略はなかった)』、『再び 男たちへ 』『チェーザレ・ボルジア あるいは優雅なる冷酷』……書き出してみると、結構読んだんだなぁ。Amazonで著作をざっと見て、「あ、これ読んだよ」と思ったものの、内容を覚えていないものも(随筆が多かった)。塩野さんの書くイタリアの物語が好きなんだとよく分かった。ちなみに今手元にあるのは『海戦三部作』と『聖マルコ殺人事件』。最初の頃に読んだ本。
あと4年で断捨離予定なので、これらの本もどこかに旅立つと思う。思い出したら、ページをめくろう。
それとまた図書館に行ったときに、塩野さんの本を何か借りてみようかな。
それでは、またね。
今日は冷えるので、皆様体を冷やさぬように気をつけてください。
koruri