koruritsumugi’s diary

五十路の日々をぽつぽつ綴ろうと思います。

ひとりがすき

お題「人といるのが好き?1人が好き?」

 

こんばんは。koruriです。

 

人といるのと1人(ひとり)。どっちが好きかと問われたら、迷わず「ひとり」と答える私。

どんなに懇意にしている友人がいても、どこかで必ず「すまんがひとりの時間をおくんなまし」と話す。

ひとりで過ごすのは苦じゃない。自分のペースで過ごせる。

食事もあり合わせで済ませられる。

読みたい本を読み、最近していないことを思い切りする。

本屋巡り、美術館巡り、ウインドウショッピング、ホームセンターで面白そうな商品を見つけたりDIY館で「へぇ~」と道具を眺めたり。お花屋さんで花を買ったり。

おにぎりもって、土手で日向ぼっこしながら食べて、川面を眺めて。

夜は、今の時期であれば、毛布にくるまってベランダに出て、星を眺める。

 

誰とも携帯が繋がらないようにして、3日間過ごしたい。

3日間過ぎたら、また人といる生活に戻る。

 

今の自分には人といる生活が生活のほぼすべてを占めている。

一緒に住む家族がいる。

一緒に仕事をする仲間がいる。

本当にひとりになる時間は、1日の中で15分ほど本を読む時間だけ。それ以外は体やみかけはひとりでも、結局家族のことや仕事のこと、仕事仲間のことや諸々のことをどうしても考えている。

ほんとうにわたしだけで、わたしだけのことだけ考えていればいい時間は、意識して作らないと作れない。

だから、作るようにする。

 

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「『わたしだけのことを考えていればいい時間』を作りましょう」。

実は、これ。仕事の上で利用者さんを介護されている方々に必ず伝えている。

大なり小なり要介護者の介護をしている方々は、頭の片隅にいつも要介護者がいる。

ときにはその頭の片隅に少しの時間、ベールをかけられるように。

わたしを労り、わたしだけのことを考える時間を作ってほしい。

いつ終わるか分からない介護。その時間をできるだけ息切れせずに過ごせるように。

訪問時には必ず聞くから「また聞いて…」と苦笑する方もいるが、それだけ必要なことだから。

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遠い将来、ひとり暮らしになったら、きっと「人といるのが好き」と答えるかもしれない。でも、ひとりになる時間は絶対に必要。人といる時間も必要。

いろいろそれでも、ひとりでいることが好きなのは変わらない気がする。

 

そんなことをひとり暮らしの利用者さんを訪問して、おしゃべりするときに考える。

 

 

それでは、また。

 

koruri