こんばんは、koruriです。
大好きな絵本、たくさんあって選べないのですが、絵本にまつわる思い出をひとつ。
大人になり、こどもと再び絵本を読むようになってから出会った、スズキコージさん。『エンソくんきしゃにのる』などが有名な作家さんです。
娘が小さい頃に読んでいた月間絵本『こどものとも年少版』(福音館書店)に『みんなあつまれ』でスズキコージさんを知り。福音館書店の月間絵本には保護者向けの小冊子が付いてくるのですが、スズキさんのエピソードを読んで、「ああ、なんかいいなぁ」とわくわく。(打ち合わせの際、とある扮装をして、福音館書店の社屋を歩き回ったというエピソードだった、確か。)
数年して、地元の絵本ボランティアか子育て支援団体の主催でスズキコージさんが講演されると市広報に載っていたので、娘と行きました。
早く会場についてしまったところ、スズキさんが関係者と打ち合わせをしていたのを見かけました。たぶん、あの方だなと思いつつ、第一印象は「パッと見て、普通のおじさまだなぁ」。そう、私は小冊子に書いてあったように扮装しているスズキさんを想像していたのです。それでも「うん、お話が面白ければいいんだもんね♪」と、ふふふと笑いながら考えていました。
で、講演開始の時間。司会の方の紹介で登場!
と思ったら、照明が急に暗くなり。
「ジャーン!♪」とシンバル(だと思う。もう記憶が朧げ)を高らかに鳴らし、アフリカの民族衣装をまとった(お面もつけていたと思うが、ここも記憶が朧げ)スズキコージさん登場!
他の参加者はびっくりしていましたが、私は私が希望していた登場の仕方をしてくださったことで、とても嬉しくて満足してしまいました。ちなみに娘は「あ、絵本のとおりの格好をしている!」と大喜びでした。
講演内容は制作秘話をはじめ、絵本などを通じたこどもたちの話だったり、ご自身の生い立ちだったり、楽しかったなぁという思い出。
その後、スズキコージさんの自伝『てのひらのほくろ村』(架空社.2004年)を読み、なんかもうスケールの大きさに「すごい、すごい!」とわくわくしていました。
絵本から離れて久しいですが、久しぶりにスズキコージさんの絵本を読みたいです。
よし、4月になったら、高校時代に闊歩したエリアに今もあるなじみの本屋に行くぞ!(絵本がたくさんあるのです。)
それでは、またね。
koruri